動いていない歯車たちですが、あなたの心の中で静かに時を刻みます、永遠に♪

当工房では “手作り腕時計” も作っています。その工程で出来上がった時計枠

にレジンを流し、歯車を散りばめてペンダントトップを作りました。歯車の他

に時計パーツも入っています。また琉球ガラスも彩を添えています。

歯車を散りばめたデザインは、まるで小宇宙のようで、銀河のようで、作者自

身もその魅力に取りつかれています。

もちろん時計ではありませんので、針は付いていませんし、歯車も動いてはい

ません。動いてはいないのですが、眺めているとまるで時を刻んでいるかのよ

うです。

自作の時計枠の材料は真鍮（しんちゅう）です。足（バンド通し）の部分を含

めたおよそのサイズですが、縦４センチ、横２．４センチ、厚み１．２センチ

です。

通常は文字盤やムーブメントが入る部分に透明なレジンを少し流し、歯車など

を配置し、ＵＶ照射で固め．．．それを何度も繰り返して作りました。

時計の中で静かに動いていた歯車たちはその生涯を終えましたが、ここに新しい

使命をもってペンダントトップとして蘇りました。

これからは、あなたのそばで☆☆☆

“茜おろーろ”では、真鍮やガラスや革を使って、謎の生き物をはじめ、多くの作品

を手作りしています。

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